初心者デザイナーが勘違いしがち!?デザインは引き算を考えてみる回【イラストレーター】


こんにちは!なんやるです。

今回はグラフィックデザインに限らずよく言われている

デザインは引き算

という言葉について初心者デザイナー目線での理解を深める回になります。
人によって捉え方が変わるとは思いますが、初心者の方の指針になるよう掻い摘んで説明していきたいと思います!

結論から言うと『デザインは引き算』は自分の熱量をどれだけ引くことが出来るか?という事だと思っています。


その理由と初心者デザイナーが陥りがちな事象をお話しできたらと思いますので是非お付き合いください!

こんな人におすすめ

・グラフィックデザイナーになりたい
・グラフィックデザインに興味がある
・グラフィックデザインで気を付けることを知りたい

デザインは引き算??

NanyaL

そう!今日はこれを学んでいこう!

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昨今『デザインは引き算』という言葉をデザイナーをやっているとよく耳にします。

デザインの本や、ブログ、動画媒体、デザインの学校でも教えているそうです。
そんな『デザインは引き算』なのですが、初めてデザインに触れる人からすると抽象的じゃないですか?

AIに質問を投げかけても

デザインは引き算とは

「デザインは引き算」という考え方は、シンプルで分かりやすいデザインを生み出すための重要なアプローチですね。

余計な要素を削ぎ落とし、本質的なメッセージを際立たせることで、視認性や機能性が向上します。

例えば、Googleのフラットデザインやピクトグラムは、この「引き算のデザイン」の代表例とされています。

また、情報過多になりがちなデザインでは、適切な「引き算」を行うことで、ユーザーの視線を誘導し、伝えたい内容を明確にできます。

名刺やLPデザインでも、不要な情報を削ることで、より洗練された印象を与えることができます。

以上のような回答が返ってきました。

って感じですよね。
なので今回は10年ほどデザインの仕事をして僕が感じた

『デザインは引き算』

というものを考えていきたいと思います。
あくまでも僕の主観でのお話になるのでご了承ください。

そもそもデザインとは

僕の中でデザインとは、心の中で描いたものと相手の思い描いているもの、をあれやこれやしながら形にする物だと思っています。

相手から頼まれ、そして自分の想像に相手の意見を織り交ぜて形にしていくわけです。

相手の意見を無視して、自分の作品を「どうだ!」という行為を行うのは『アーティスト』のお仕事であって「デザイナー」のお仕事でありません。

あくまでも相手を想い、そしてちょこっと自分の想いものせるのがデザイナーとしての仕事だと思っています。

・自己表現がアーティスト
・相手の表現を具現化するのがデザイナー

といった感じですかね。

まずはここに関してはき違えないよう気を付けてください!

NanyaL

あくまでも『デザイナー』の話をしていくよ!

デザインの重要な所は?

少々話はそれますが、重要なのでこれも話しておきたいと思います。


デザインの重要な部分の話ですというものは自分がどう思うのかという事よりも相手がどう思うのか?を考える方がはるかに重要です。

つまり自分が『良い』といっても相手にとっては『良くない』場合があるんです。

例えばご飯を食べに行き、同じ料理を注文したとして

Aさんがおいしい!と思っても
Bさんはうーん、いまいちじゃない?

という場合もあるわけです。

この場合Bさんがクライアント(依頼者)だった場合この料理に満足しますか?当然しません。

デザイナーの重要な所は
Aさんを満足させる事

ではなく

Bさんが満足してもらえる事

を最大限に想像してデザインしていくことになります。
「当たり前だろ!」と思うでしょうが、当たり前なものこそ忘れがちです。
グラフィックデザイナーを目指すのであればこの事は忘れないようにしたいですね!(自分にも言い聞かせています。(笑)

NanyaL

集中すると意外と忘れがち

デザインは引き算とは?

さて、話がそれてしまいましたが本題に移りましょう。
デザインの引き算とは『想い』をどれだけ引くことが出来るか?という事だと思っています。

どういうことかというと

デザインをするという場合大概クライアント(依頼者)さんがいます。
そのクライアントさんが会社の社長だったとしましょう。
デザインをするにあたって色々な想いをのせるようになると思います。

・会社全体の想い
・従業員への想い
・お客様への想い

様々な想い=情報です。
そしてそこに自分らしさという想いをトッピングするわけです。これだけの情報量をひとつのデザインに起こすとなるとすごい量になると思いませんか?

料理でキャベツの千切りの上にとんかつとハンバーグと餃子を盛り付け、具沢山豚汁と親子丼のセットで食卓に出したら『うっ・・・』ってなりますよね。

だからこそ引き算が必要なんです。
引き算をしないとすべての情報がゴチャゴチャの状態になります。
だから分かり安く豚汁セットにしましょうね!ってことです。
白米、キャベツの千切り、とんかつ、わかめと豆腐の味噌汁これを作って欲しいわけです。
一番伝えたいことは何なのか、この情報は必要なのかを精査(引き算)していきます。

これが『デザインは引き算という言葉の意味』だと私は思っています。

NanyaL

あくまでも個人的意見です

なんかお腹すいた

NanyaL

最後は料理の話になりました。

いかがでしたでしょうか?『デザインは引き算という事を考えてみる』でした。

デザインというものを行う上で『デザインは引き算』というのは必須の事柄だと思っています。

デザイナーは人の気持ちを読み取り、カタチにするのが仕事です。
アーティストと混同しないように気を付けましょう!

このようにこのブログでは初心者の方がグラフィックデザイナーになれるブログを更新中です。

初めからうまくいくわけはありません、Illustratorの操作などで困ったときは、最近YouTubeLiveを始めてみましたので気軽に遊びに来てください!
もちろんIllustratorで分からないことなどもお答えしますよ!

これからも

何かを始めてみたいけど何の取り柄もない・・・
・副業してみたいけど出来る事を探している
・デザインには興味あるけど何から始めたらいいのか分からない

という方向けに有益な情報をお届けできたらと思っていますので引き続きご愛読いただけると幸いです。