【センス】デザインに『センス』って必要?個人的に思うセンスについて【デザイン】
目次
- 1. はじめに
- 2. デザインセンスとはルール??
- 3. デザインセンスは後天的なもの
- 4. デザインセンスは知識+行動
- 5. 『出来ない』ではなく『やらない』と決断するようにする
- 5. 本日のまとめ
- 4. 最後に
1. はじめに
「デザインセンスがないから、デザインなんて無理ー!」
この言葉を聞くたびに僕はこう思っていました。
センスを盾に逃げないで!!
こんにちは!NanyaLです!
今回はデザインにおいてのセンスがなければグラフィックデザイナーになることは出来ないのか??ということについてお話ししたいと思います。
まず結論から言って
『グラフィックデザイナーは誰でも出来ます』(※お金は必要・・・・・・)
「デザインやる位だから絵がうまいんでしょう??」と思う方もいるかもしれませんが、僕ははいだしょうこさんのスプー並みの画力です
■はいだしょうこさんのスプー参考画像■
ネタではなく本当にこの程度の画力です(動物を描くと二足歩行になるレベル)
その程度の画力しかないにもかかわらず成立してしまうのがグラフィックデザイナーってやつなんです
絵に関してセンスのセの字もないような奴でもグラフィックデザイナーになれるわけです
よく『デザインセンスがないから自分には無理!』と言われることがありました。
果たして本当にそうなんでしょうか?
今日は個人的に思うデザインセンスについてお話ししたいと思います。
『デザインセンスは逃げる為の口実』
だと思っています、その理由などもお話ししていこうと思っています。
センスが良いは努力の先にある
■前回の記事■ ~イラレを使って簡単な名刺が作れます~
Illustratorで何が出来るのか気になる方はコチラもどうぞ!
2. デザインセンスとはルール??
そもそもデザインセンスとは何なんでしょうか?
まずはここから学んでみましょう。
デザインセンスとは
デザインセンスとは、物事を美しく、機能的に配置し、視覚的に魅力的なものを創り出す能力を指します。このセンスは、色彩感覚、バランス感覚、構図の理解、そして視覚的な調和を実現するための判断力など、多くの要素に関わります。
具体的には、以下のようなスキルや特性が重要とされます:
- 色の使い方: 色相、彩度、明度を理解し、効果的に組み合わせる能力。
- バランスと対称性: 画面やレイアウトの中で要素を均等に配置し、視覚的な安定感を持たせること。
- タイポグラフィ: フォントの選び方や文字の配置によって、テキストを読みやすく、また美しく見せるスキル。
- イマジネーションと創造性: 新しいアイデアやスタイルを生み出す創造力。
チャットGPTに聞くと大層な答えが返ってきました。
デザインをしたことがない、これから始めようとしている方からすると
なんのこっちゃ!って感じだと思いますが、デザイナーからすると当たり前やろ!って感じです。
これはデザインの最低限のルールみたいなものです
様々なスポーツにもルールがありますよね?野球は9人、サッカーは11人
人、悪いことするとファウルやイエローカード、悪質なら退場
『ルールはデザインにもあるよって話です』
見たときに何を伝えたいのかよく分からないし配置もハチャメチャ、フォントもなぜこれを?という作品よりも、シンプルながら整理整頓されていて配色フォントもちゃんとしている作品の方が目を引くものです
とはいえイメージがつかみにくいと思いますので『デザインセンス=ルール』が良く分かるよう図にしてみました。
- 色の使い方
- バランスと対称性
- タイポグラフィ(文字のバランス)
という3つのルールを(イマジネーションと創造性は少しジャンルが違うのでこれは除いています)
①破壊の限りを尽くしたver
②意識して作成したver
2パターン『キャンプテーマ』にサンプルで画像を作成してみました
まずはご覧ください
▼クリックで拡大できます▼
①破壊の限りを尽くしたver
②意識して作ってみたver
さぁどうでしょう?違いは分かりましたか?
いや、分かるだろ!!
まぁ一目瞭然なんですが、一応解説しますね。
まずは①から
うん、はい、もうレッドカード『退場』です
背景 :色の使い方が絶望的
バランス :バランスが悪すぎる、隙間がありすぎる
文字 :背景に同化して読み辛い
まだいっぱいありますが、上げだすとキリがないですね。
デザインをやったことがない人でも『ヒドイ』と分かるのではないでしょうか??
続いて②です
急ぎで作ったので、粗はあるのですが①よりも
・視認性UP
・四角を意識してバランスをよくした
・文字が読みやすくなった
他にもありますが、格段に良くなりましたよね。
これがデザインのルールです
しっかりと読み手の事を考えて、文字や色写真の配置などを整理整頓をする。
これがデザインにおけるルールでありセンスにつながります
ルールは基本!しっかり押さえましょう
3. デザインセンスは後天的なもの
デザインセンスって割と現実的なんだね
うん、そして環境に起因していると僕は思うよ
さてデザインセンスというものが生まれ持った『感覚』ではなく、割と現実的なんだというのが分かったのではないでしょうか?
僕はデザインセンスというのは環境に起因し、そこに興味が加わることでスタートラインになる
つまりすごく後天的な能力だと思います。
例えば代々画家の家に生まれた人は、絵に囲まれて生きていきますので、色使いやバランスなど自然と触れる機会が多いことでしょう。
絵に触れることで絵に対して興味が沸き、実際に描いてみて上手くいかない、だから試行錯誤してキレイに見せるためにはどうしたらいいのかを考える、その結果センスが磨かれていく。
今回のデザインセンスという話もこれと同じです。
まずはデザインに触れなきゃデザインセンスもへったくれもないという事です。
だから
・デザインに興味がある
・出来るか分からないけどやってみたい
・昔諦めちゃったけど出来るかな??
そういう方はビビらずに一緒にやってみましょう!
もしかしたら自分にピッタリな職業だった!という可能性もありますよ。
4. デザインセンスは知識+行動
ここからはデザインセンスというものを作る元になる部分のお話をします。
デザインセンスを形作るものそれは
です。
まずデザインセンスを手に入れる為には知識が必要です。
知識とはルールを覚えて物の見え方を変えるという事になります。
何言ってるか分かりませんね
例えば先ほどのキャンプの画像ですがルールが分かると見え方が変わります。
この画像が
こう見える
ルールが分かるとなぜこの画像はきれいに見えるのかが分かるようになります
この画像は四角形の中に四角形がきれいに収まるように作成しました。
なのできちっと締まって見えるわけです。
知識がなければ、『まぁデザインって感じ』という感想で終わってしまいます。
そして『行動』ですが
言わずもがな、知識を入れて実際やってみないと覚えようがないという事です。
サッカーがやりたくて本をいっぱい買って学んだけど、サッカー用品はないから練習をしないでは、上達しませんよね。
グラフィックデザインも一緒です。
知識を入れたんだったら一度実際に触って、何がどう難しいのかを覚え、そして改善するということは非常に大切です。
なので『簡単にデザインセンスがないから出来ない』と決めつけるのではなく、実際に『知識+行動』を起こした後に判断してもいいのではないかと個人的に思います。
とにかく行動!
5. 『出来ない』ではなく『やらない』と決断するようにする
さて、ここまで読んでくれた方は
・センスは後天的なものであり最初から持っているものではない
・センスがなくてもグラフィックデザイナーにはなれる
という事が分かったのではないでしょうか?
ここからはなぜ後天的なものなのにもかかわらず、人は『センスがないから出来ない』と言ってしまうのかについて考えてみましょう。
この答えは非常にシンプルだと思って思っていて
『逃げるのに楽だから』
に尽きると思っています。
多くの人にとって何かを始めることは『めんどくさい』と感じてしまうものです
でもめんどくさいというとやる気がないように感じられてしまう
だからセンスのせいにして逃げることにする。
この流れが、僕がマネージャー時代非常に多かった印象です。
マネージャー時代は十数名の社員スタッフ+アルバイトを管理していましたが、半分以上はやる前から
『僕は(私は)センスがないのでいいです』と言われてきました。
その度にスタッフにこう言っていました。
「センスを言い訳に逃げるのもいいけど、やってみたけど楽しくないので他の仕事ください!の方が格好良くねぇ?」
僕はやる前から何かと言い訳をして逃げてしまう人を無くしたいと思っています
もちろん中にはやる気がそもそもない人もいると思いますが
ここで、このブログを読んでいるという事はなにかモヤモヤしたものがあるのだと思います。
そう思うのであればセンスを盾に逃げるのはやめましょう、逃げ癖がついてしまいますよ!
自分の可能性を潰して、ただただ決められたことだけやって毎日なんとなく生きる
それ自体は悪いことだと思いませんが、それって『ただただ毎日なんとなく生きるという事を自分でちゃんと決断したものですか?』という話です。
この話を聞いてなにか揺れ動いたものがあれば知識をつけて行動してみましょう!
またセンスを言い訳に逃げるのではなく『やらない!』と判断できるようになりましょう!
Illustratorの事なら喜んでお手伝いしますよ!
5. 本日のまとめ
僕が色々な経験からたどり着いた本日のまとめです
まとめ
・センスは後天的なものであり、初めから備わっているものではない
・センスがないのではなく、まだセンスを語る状態ではない
・センスを盾に逃げるのではなく『やらない!』という決断を!
・センスという度に逃げ癖が付く可能性がある
・センスに必要なのは知識と行動
・ただただ毎日なんとなく過ごすなら一緒にデザインやってみましょう
4. 最後に
センスって言葉って便利だよね
逃げにも攻めにも使えるからね、だったら攻めに使おう!
いかがでしたでしょうか?
センスを言い訳に逃げている人はいませんか?
マネージャーという仕事をやらせてもらってからセンスを言い訳に逃げている人が多かったので今回執筆させていただきました。
実際『逃げないでやってみろ』と伝えたスタッフはその作業が意外と楽しかったようで「楽しかった!今後から全部僕がやります」と言っていました!笑
僕はこのブログを通じて
・何かを始めたいけど何をしたらいいか分からない
・すぐに諦めてしまう、逃げてしまう
・何取り柄もないと思い込んでいる
方たちの力になれればと思っています。
自信を付けて、自分の人生に活用して楽しんでほしい!というのが僕の目標です
皆さんの決意が楽しいものになるように、ブログを更新していこうと思います
これからも
・何かを始めてみたいけど何の取り柄もない・・・
・副業してみたいけど出来る事を探している
・デザインには興味あるけど何から始めたらいいのか分からない
という方向けに有益な情報をお届けできたらと思っていますので引き続きご愛読いただけると幸いです
ではまた!
とりあえず『なんでもやってみる』からNanyaL
とあるキャンプ場で10年ほどイベントの司会やデザインなどの業務に従事していた
◆illustrator歴10年
◆司会歴11年という謎の経歴を持つ人
主にillustratorで、イベントに使用するポスター、景品、WEBデザインなどを行っていた 『フリーランスのデザイナーとしてとして活躍をしており』と、このプロフィールに 書けるようになるため色々と試し試されしている人 『デザイナーって難しそう・・・』 『副業で何かやってみたいけど、なりやればいいか分からない』 悩んでいる人の力になれないかと考えて末にHPを立ち上げてみるという発想に至った 『なんでもやってみたら』意外と何とかなるよ