Illustratorのガイドラインとは？超初心者でも分かる！使い方をやさしく解説【イラレ】【デザイン初心者】

1.はじめに

2.Illustrator初心者にオススメ記事

3.Illustratorのガイドラインとは？

まず初めに、そもそもガイドラインとは何なのかというお話をしましょう！

冒頭でもお話しした通り、ガイドラインは文字や図形(オブジェクト)の正確に配置するための補助線のことです。

という初心者の方の為に、図で詳しく解説していきますね。

薄くて見づらいかもしれませんが画像の青い線がガイドラインになります。(分かりやすく背景はグレーにしています)

ガイドラインは下書きのように使用したり、水平をとるために定規で書いた線の様に使用したり、デザインにおいての目安となる線の事を言います。

・テキストや画像の位置を左右対称にそろえる
・余白を一定に保つ
・デザイン全体のバランスを確認する

など様々な用途で使用することが可能になります。

ガイドラインをうまく活用して、迷いのないデザイン制作を進めることが可能になります。

4.ガイドラインを活用するメリット

続いてガイドラインを使用するメリットのお話をしていきたいと思います。

1. 品質が安定する

何度作ってもクオリティの差が出にくくなります。
１度ガイドラインでテンプレートのようなものを作成してしまえば、同じクオリティの物が量産できるようになります。

特にチームで1つのデザインを行う上で、ガイドラインが引いてあると
「ここに画像を配置するのか」「ここに文字を入れるのか」など、誰でも認識できるようになり、Aさんが作ってもBさんが作っても同品質のクオリティのデザインが行えるようになります。

2. 時間短縮になる

ガイドラインは結果として時間短縮、効率アップにつながります。

最初作るのは面倒かもしれませんが、１度ガイドラインでテンプレートを作成してしまえば、あとはその通りに配置をすればいいわけですから、「配置をどうしようか」という事を考えなくて良くなります。

しかもガイドラインをそものままテンプレートとして保存すれば、繰り返し使えるようになるのですから、その後に作るであろうデザイン物まで時間短縮になります。

3. ミスが減る

デザインに慣れてくると

・文字が数mmズレている
・オブジェクトを真ん中に配置したと思っていたけどズレていた
・水平に配置したつもりだったけど少しズレていた

などの細かいミスも増えていきますが、ガイドラインを引いておくことで未然に防ぐことも出来ます。

4. 説明がしやすくなる

チームで作業する場合にどういう風に作成していくのか共有しやすくなります。

例えばこのようにチームで共有をすれば、迷いなくどこに何を書けばいいのかが分かりやすくなるので、結果として時間短縮、効率アップになります。

とにかくガイドラインを引くメインの役割としては

・時間短縮になる
・些細なミスが軽減できる

ということになります。

5.Illustratorのガイドラインの作成方法

では実際にどうやってガイドラインを引くのか見ていきましょう！

6.ガイドラインは基本的に『固定』して使おう！

さてガイドラインの作成方法は分かりましたでしょうか？？
続いて、ガイドの固定についてご説明します。

ガイドラインはただ引いただけだと、図形などと同じく選択ツールで選択をして移動することが出来ます。

目安として引いたガイドラインがデザイン中に動いてしまったら面倒ですよね？
なのでロック機能を使ってガイドラインを固定してしまいましょう！

やり方は２つあって

①右クリックからのガイドの固定
②レイヤーでのガイドの固定(推奨)

です、見てもらった方が分かりやすいと思いますのでお見せします。

どちらの方法でも固定は出来るのですが、個人的に②のレイヤーでのガイドの固定をおすすめしています。

なぜおすすめなのかと言いますと、レイヤーはロック機能のほかに『表示・非表示』の機能があります。

デザイン物の完成間近、全体を確認したいなーと思っている時にどうしてもガイドが邪魔になってきます。
そんな時にガイドをひとつひとつ消すのは面倒ですよね？なのでレイヤーの『表示・非表示』機能を使うと、必要な時にすぐに作成したガイドを出したり消したりできます。

一応右クリックからでも表示・非表示は出来るのですが、レイヤーで管理をした方がワンクリックで済みます。

些細な事ではあるのですが、意外と馬鹿に出来ないくらい効率が上がりますので、是非『レイヤーでのガイドの固定』を覚えてみてください。

7.そもそもガイドラインは必要なのか？

冒頭でも話をした通り

『ガイドラインがなくても何とかなります』

チームではなく、僕の様に個人でやる場合は他メンバーに共有することがないので、１人でササっと作ってしまった方が速い場合もあります。

特に必須のテクニックではありませんが、ガイドラインがあるなしでは最終的な効率という面で使用した方が良い場面が多いですし、なによりデザインがきれいに仕上がりますので、対クライアントの場合は率先して使っていきたい機能ではあります。

今の内から慣れておくと、後々使うことがありますので何かと便利です。
初めは文字の大きさを揃えたり、図形の大きさを揃えたり簡単に出来る事から覚えて、最終的にチラシやポスターなどのレイアウトの下書きとして使用すると良いのではないかと個人的に思います。　

9.最後に

いかがでしたでしょうか？本日は初心者向けに『Illustratorのガイドラインとは？』と題してお話しさせていただきました。

必須のテクニックではないものの、覚えておくと時間短縮、きれいに仕上がるなどのメリットが多いので、初心者から中級者になりたいグラフィックデザイナーは是非意識をして使っていきましょう！

このように超初心者の方でも簡単に分かりやすく、独学でグラフィックデザイナーを目指す人に向けてブログを更新中です。

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